陸上競技用カップ・トロフィーの選び方を解説

陸上競技の大会では、各種目の優勝者を中心とした成績優秀者にカップやトロフィーを贈呈することが多く、それらを楽しみに大会に臨んでいる方もいます。

そのため、どのようなカップやトロフィーを選ぶかは非常に重要な問題です。

何回も続いているような大会であれば昨年までの種類を踏襲すればよいですが、新しく開かれる大会の場合は、どういった基準でカップやトロフィーを選べばよいかで悩んでしまうこともあるでしょう。

本記事では、陸上競技用のカップやトロフィーを選ぶ際のポイントについて、説明します。

陸上競技用カップ・トロフィーを選ぶ際のポイント

陸上競技用のカップ・トロフィーを選ぶ際には、以下のようなポイントに着目して選ぶとよいでしょう。

● 大きさで選ぶ
● 形状で選ぶ
● 素材で選ぶ
● 必要な個数や大会の規模で選ぶ
● 予算で選ぶ

それぞれの選び方について、説明します。

大きさで選ぶ

陸上競技に限らずカップやトロフィーというものは、優勝者や成績優秀者などに授与されるものなので、ある程度大きいほうがその成績を讃えている感じが出ますし、見栄えもよいです。

大きさはさまざまで、70cm程度の小振りなものから1m50cmを超すような大きなものもあるので、大会の年齢層に合わせてサイズを決めるとよいでしょう。

個人に対して渡すものは多少小振りにして、チームに対して渡すものを少し大きめのものにするというのもありです。

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形状で選ぶ

カップやトロフィーは形状もさまざまで、背が高くスッキリしたデザインのものもあれば、背は低いものの口径が大きくどっしりとした重量感のあるものもあります。

どちらの形状のほうが陸上競技用のカップとして優れている、というようなことはとくにないので、形状に関しては好みで選んでしまってもかまわないでしょう。

個人種目でのカップやトロフィーを背を低いものにして、リレーなどの団体種目でのカップやトロフィーを背の高いものにするといったように区別する方法も考えられます。

素材で選ぶ

カップやトロフィーの素材には、真鍮(銅に亜鉛を加えた合金)、アンチモニー(鉛70%+アンチモン30%の合金)、樹脂などさまざまな種類があります。

そのほかにも、クリスタル製のものや陶器でできたものなどもありますが、陸上競技大会のカップやトロフィーとして利用するものとしては、少し印象が異なるかもしれません。

素材が異なると見た目の印象も異なるので、可能であれば実際に目で見て確認したうえで決めるのがよいでしょう。

真鍮は傷や錆びに強い

真鍮は5円玉やネジなど、日頃から目にするものに多く使用されています。真鍮の特徴は、傷やサビに強い点です。

重量感がでるアンチモニー

オルゴールに使用されることでも知られているのがアンチモニーです。アンチモニーは銀を思わせう輝きと重厚感が特徴として挙げられます。

デザイン豊富かつ安価な樹脂

樹脂を用いたカップ・トロフィーの特徴は、価格が安くデザインが豊富という点です。一方、重厚さに欠けてしまうため、大きな大会となると不向きな傾向にあります。

必要な個数や大会の規模で選ぶ

陸上競技にはさまざまな種目があるので、必要となるカップやトロフィーもほかのスポーツの大会よりも多くなる傾向にあります。

ですので、一つひとつのカップやトロフィーをあまり大きなものや高価なものにするのは難しいことが多いですが、行われる大会の規模や格によってはそれなりのものを用意すべきでもあります。

そのため、どれだけの個数のカップやトロフィーが必要になるかおよび、大会の規模を踏まえたうえで、バランスを取って選ぶことを心がけましょう。

予算で選ぶ

カップやトロフィーはサイズや形状、素材によって値段はまちまちです。

十分な規模の大会であればカップやトロフィーに割ける予算も十分あると思われますが、地方大会や規模の小さな大会などの場合は、そこまでの予算がないことも多いです。

事前にそれぞれのカップやトロフィーの値段を確認して、予算の範囲内で必要個数を購入できるだけの組み合わせを検討しましょう。

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カップやトロフィーは大きさや形状などに着目して選ぶことが重要

優勝者や成績優秀者などに授与されるカップやトロフィーは、それぞれの方の成績を讃えるという重要な役割を担っており、それは陸上競技に限ったことではありません。

そのため、どのようなカップやトロフィーを選ぶかは非常に重要なポイントですが、大きさや形状などを踏まえて、大会の趣旨に沿ったものを選ぶようにしましょう。

すべてのカップやトロフィーを統一するのが予算的に難しい場合は、個人競技と団体競技で種類を変更する、などの工夫を施すことが重要です。