3本柱・4本柱トロフィーとは、別名チャンピオントロフィーといい、台座の上の柱が3本(4本)に分かれた大型のトロフィーです。
3本柱・4本柱トロフィーは、大規模なスポーツ大会やコンクール、テレビや雑誌を意識した歴史と伝統あるイベントにしばしば登場します。
チャンピオントロフィーのほかにも、1本足の1本柱トロフィー(スタンダードトロフィー)、ブロンズ製のブロンズトロフィー、クリスタルを加工したクリスタルトロフィーなどがありますが、3本柱・4本柱トロフィーはどのような大会や集まりに適しているのでしょうか。
この記事では、チャンピオントロフィーが活躍している3つの表彰シーンを紹介します。
3本柱・4本柱トロフィーは、1m以上の高さがある商品も少なくなく、どっしりとした存在感や重厚感があります。
そのため、野球やサッカーを始めとした競技スポーツ大会の優勝・入賞記念品に適しています。
こうしたスポーツ大会では、優勝・準優勝・第三位など、順位に合わせてサイズや色、デザインを変えるのが一般的です。
チャンピオントロフィーの本体・台座部分は商品によらず共通ですが、競技の種類に合わせて、先端のトロフィー人形をサッカー選手、野球選手、ラグビー選手などへ自由に変更できます。
多くのトロフィー専門メーカーでは、トロフィー人形の種類によって価格が変動しないため安心です。
競技スポーツ大会以外にも、3本柱・4本柱トロフィーは参加規模が大きいイベントやコンクールに適しています。
チャンピオントロフィーはとにかく大きく、高級感や存在感があるため、視覚的なインパクトのある表彰シーンを演出可能です。
たとえば、参加人数の多いゴルフコンペ、音楽コンクール、芸術コンテストなどでも、デザイン性の高いブロンズトロフィーやクリスタルトロフィーと並び、大型のチャンピオントロフィーが採用されるケースがあります。
<h3>メディアを意識した歴史あるイベント</h3>
歴史あるイベントや、マスメディアの注目度が高いイベントも、3本柱・4本柱トロフィーが採用される傾向にあります。
ゴージャスな装飾が目立ち、高さ1mを超えるチャンピオントロフィーは、記念撮影との相性もバッチリです。
雑誌・テレビなどの取材を受け入れ、大規模な表彰式を壮行したい時に最適です。
3本柱・4本柱トロフィーと同様、スポーツ大会やコンクールの表彰式に適しているのが、1本柱トロフィー(スタンダードトロフィー)です。
ここでは、チャンピオントロフィーとスタンダードトロフィーを比較し、それぞれがよく使われる表彰シーンの違いを解説します。
1本柱トロフィーの特徴の1つが、ラインナップの種類が多く、豊富なサイズが用意できる点です。
8種類~10種類のサイズ展開がある商品が多く、たとえば年齢ごとに参加部門が分かれる大会や、複数の学年・クラスが同時に参加するイベントなどに適しています。
3本柱・4本柱トロフィーほどではないものの、高級感や重厚感があるため、運動会や小規模なスポーツ大会の表彰式の贈呈品としても見栄えがします。ただし、チャンピオントロフィーにも10種類近くのラインナップがある商品があるため、イベントの規模や目的に合わせて選びましょう。
1本柱トロフィーはコスト面でもチャンピオントロフィーより優れています。
小さなサイズの商品であれば、1,000円以下で購入できるものもあり、トロフィーを大量に揃えたい場合はコストを抑えられます。
予算が限られている場合は、チャンピオントロフィーだけでなく、スタンダードトロフィーも選択肢に入ります。
なお、チャンピオントロフィーであっても、サイズによっては2,000円程度から購入できるものもあるため、商品同士で比較することが大切です。
また、チャンピオントロフィーは小さなものでも高さ1m以上、最大級のものでは高さ2m近く、重量が約7kgに達する商品もあるため、個人への贈呈には向いていません。
個人向けの贈呈品としてトロフィーを購入する場合は、高さ25cm~80cm、重いものでも1kg以下の商品が多く、手で持ち運び可能なスタンダードトロフィーがより適しています。
3本柱・4本柱トロフィーは、どちらかといえば大規模な表彰式や、メディアを意識した記念撮影により適した商品です。